2021.2.1新年におさらい!車用ガラスコーティングの水弾き

日々お客様からのお問い合わせをいただいているなかで、
ふと弊社スタッフたちは気がつきました。

最近「親水性」のコーティングについてのお問い合わせが多くなってきているな、と。

そのお問い合わせ内容から察するところ、
ファッションや食べ物と同じように、コーティングにもどうやらその時の流行りというものがあるようです。

…それはさておき。

皆さまは、コーティングの水弾はどのようなものがあって、
またそれぞれの違いについてはよくご存じでしょうか。

コーティングを選ぶ際に、水弾きというのは重要な選択基準となり得ますので、
今回は改めてそれぞれの水弾きの特徴(メリットやデメリット)をおさらいしておきましょう!

水弾きは大きく分けて三種類

疎水性?見た目?どちらが気になるかで選ぶ水弾きは変わる

水弾きを選ぶ際には「疎水」「外見」の二つが重要な要素となってきます。
疎水はいわゆる「車体から水がなくなるはやさ&量」、
外見はそのまま「見た目」ですね。

その二点にスポットをあてて三種類ある水弾きを各々解説していきます。
水弾き選びの参考になれば幸いです!

■撥水性

<水弾きの派手さを重視する方におすすめ>

昔は車のワックスといえばこれ!という水弾きでした。
丁度ガラスコーティングが認知され始めた頃の定番ですね。
弊社では「ハイパーピカピカレイン」がこちらにあたります。

ホースで水をかけると細かく綺麗な丸い粒がぽろぽろと流れる様子はまさに爽快です。
反面、粒が細かいので車上に水滴・水分が残りやすく、放置するとそのまま跡が残ってしまったりと少々トラブルも見受けられました。
特に濃色車は水垢がとても目立ちますので気になった方は多い様です。

■親水性

<疎水性を気にする方におすすめ>

実は弊社が一番初めに取り扱ったガラスコーティングの水弾きはこの親水性。
初代ピカピカレイン、「ピカピカレイン2」「スーパーピカピカレイン」がこちらにあたります。
水が帯状にひいていくタイプで見た目は撥水性ほど派手ではありませんが、車上の水捌けが非常に優れています。
言葉の耳慣れなさと生成時の難しさ(そもそもガラスは撥水性なので親水の性能を持たせることが非常に難しい)から、あまり市場では浸透しなかったイメージがあります。

ですが、近年、水弾きの派手さ>疎水性能の良さにドライバーの皆様の意識が傾いてきており、再注目される流れができています。
弊社でもお問い合わせ、ご注文共にここ一年でぐっと増えました。
確かに疎水性能は良いのですが、前述の通り撥水性を持つものを親水性に変換しているので環境によっては余計な油分が落ち切るまで撥水に近い形で弾く場合もあります。
(ものによっては親水性とうたっていてもずっと撥水性能が続くコーティング剤もあります。)
また、小雨とホースの水では水の捌け方も全然違いますので、何をもって「親水性」というか、が難しいところです。

■滑水性

<疎水性と水弾き、どちらも欲しい方に>

キーボードで滑水性と変換しても出てこないかと思います。
何故ならこちらの単語は弊社が「ピカピカレインプレミアム」を開発する際に作り出した造語だからです笑
今は何故か他社様でも使用されていますが、一般的な言葉ではありません。

言葉通り滑る水、で疎水性を意識したつくりになっています。
撥水ほどころころした粒ではありませんし、親水ほど帯状にはなりませんが、お風呂場の浴槽のように大きな水の塊が車体を滑り落ちるイメージです。
あえて「ある程度の」塊にすることによって効率的に素早く疎水しているという形ですね。
疎水をメインに考えるのであれば正直、親水性よりおすすめです。

また、水弾きもぽろぽろ、ころころ、といった形ではありませんが、
大きな水の塊が葉っぱの上にたまった水分の様に滑らかに落ちていく様子も楽しめます。
デメリットといったデメリットもなく、安定している水弾きです。

撥水性のメリット・デメリット

ここでは撥水性に関しての説明を行なっていきます。

■撥水性のメリット

やはり昔から車の手入れをしている方は撥水性がお好きな方が多いですね。
その理由は『ワックスがきっちりかかっている時の水弾き』を
連想するからではないでしょうか。
もちろん雨が降った時、ボディの上をコロコロと流れ落ちる水玉を
みていると気持ちがいいですよね。

撥水性のメリットはやはり、水がボディに張り付かず、きれいに流れ落ちる爽快感を
味わえるということではないでしょうか。

■撥水性のデメリット

では撥水性のデメリットはどこでしょうか。
やはり一番最初に浮かぶのが、イオンデポジットができやすいということ。
ボディ上に残った水滴がそのまま乾燥すると、水垢になり、ボディにこびりついてしまいます。
汚れと一緒にこびりついてしまうと洗車だけではなかなか落とすことはできません。
そのため、ボディを痛める原因にもなります。
撥水性のコーティングを使用している場合は、こまめに洗車を行うようにしましょう。
また、屋外駐車の方はイオンデポジットが出来やすいので、撥水性の水弾きのコーティング剤を避けるのがベターです。

■撥水性の水弾き

撥水性の水弾きはこのようになります。
小さな水玉がボディの上をコロコロと転がるように落ちていきます。
見ていて爽快ですね。

★ご参考★
過去のブログでもガラスコーティングの水弾きについての記事があります!
https://www.pika2rain.com/chois/choice_repellency.html

親水性のメリット・デメリット

次に、親水性の水弾きについてご説明します。

■親水性のメリット

一番のメリットは、「ウォータースポットやイオンデポジットが発生しにくい」ということです。
水が水玉にならず、一塊になってべっとりと流れていくため、ボディに水滴が残りにくいためです。
水残りが少ないので、洗車時も水分の拭き取りが非常に楽になります。
また、「雨などによりボディに付着した埃や泥汚れが落ちやすい」といった特徴もあります。(セルフクリーニング効果)
そのため、常に比較的綺麗な状態を維持でき、また、洗車の頻度も少なくて済みます。
青空駐車の方にオススメの水弾きとなります。

以上が親水性のメリットです。

■親水性のデメリット

親水性のデメリットは、「洗車時の汚れの落ちが、撥水性や滑水性に比べて悪い」ことです。
また、汚れが付着してくると撥水性になってしまうため、こまめな洗車やメンテナンスが必要になります。
艶が撥水性や滑水性に比べて弱い点もデメリットの一つです。

以上が親水性のデメリットです。

■親水性の水弾き

親水性の水弾きです。
撥水性とは対照的に、水玉にならず、一塊になってべっとりと流れていきます。
水残りが少ないのが特徴です。

近頃、親水性コーティングが再びブームになってきています。
理由としては、ボディに水が残りにくいため(疎水性)、ウォータースポットや水垢汚れ付きにくく、手入れが簡単だということだと思います。
しかし、手入れを怠ると親水性→撥水性になりやすく、親水性を維持するのにはこまめなメンテナンスが必要になります。

滑水性も親水性同様に水残りが少なく、水弾きも変わりにくいため、日頃のメンテナンスが面倒だと思う方にはおすすめです。

滑水性のメリット・デメリット

撥水性、親水性ときて、最後に滑水性について説明していきたいと思います!

■滑水性のメリット

なんといっても、
「撥水性の玉のような水弾きも欲しい!でも親水性の疎水性も欲しい!」
こちら2つ希望を叶えられる良いとこどりをしているところではないでしょうか。
撥水性と親水性のメリットをうまく取り入れたいわゆるハイブリットが【滑水性】です。

撥水性ほど水滴の粒が細かく無く、大きな水の玉がツルツルと滑るようにボディから落ちていきますのでボディに水分が残りにくくウォータースポットやイオンデポジットがつきにくいため洗車時も楽になります!(お車が汚れにくいです!)
疎水性に優れていますので、低速で走って行っても水滴が飛んでいきますますのでコーティングを塗っている感も楽しめます。
親水性と同じ疎水性があるため滑水性も青空駐車におススメです。

■滑水性のデメリット

最初の方に説明させて頂いていますが、デメリットらしいデメリットはありません。
強いて上げるならば、、、

水をはじいた時の水の玉が少し大きく撥水性のような細かい粒のような水弾きではないところではないでしょうか。(※ですが、こちらは撥水性のデメリットでもお話しした通り細かい水滴ですとイオンデポジットにも繋がります。)

滑る水の一番のデメリットは価格がちょっと高め、が挙げられるのではないでしょうか。
弊社の製品の中でも滑水性が一番お値段が高めです。
(※3年間愛車の上に施工するコーティング剤ということを思えばそこまで大きな差にはならないかと思います。)

■滑水性の水弾き

下記動画を見て頂くと分かるかと思いますが、撥水性よりも大きな水の玉がスルーっとボディを滑り落ちているのがよくわかると思います。

★さらにご参考★
全ての水弾き比較動画をどうぞ!

滑水性のメリットとデメリットをお話させて頂きました。
撥水性の玉のような水弾きと親水性の疎水力、そのどちらの良いところを併せ持ったハイブリッドな滑水性、一度は試されてみてはいかがでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
三種類の水弾きの特徴や違いについて、よくおわかりいただけたのではないかと思います。

冒頭で、親水性についての問い合わせが近頃増えたというお話をしましたが、
その他の水弾きに関していうと、
「結局どのタイプが一番いいの?」というお問い合わせもやはり定番です。

こちらへの回答としましては、
「お客様のお好みのものを選ぶ」というのがベストではないかと思います。
(決して投げやりで言っているのではありませんよ…!)

駐車状況(屋外 or 屋内)であたっり、
使用頻度(頻繁に乗る or 乗らない)だったり、
水弾きの見た目(がっつりと水が弾いていることを感じたい!)

…等々。
お車にまつわる環境は千差万別です。

したがって、様々な点から考慮したうえで、
お客様に最も合うものをお選びいただきたいという思いがあるからです。

ここまで記事を読んだけど、それでもまだお悩みの方は、
撥水性と親水性のいいとこどりをした滑水性をお勧めいたしますよ◎

この記事が、お客様に合ったコーティング選びのご参考になれば嬉しいです。

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