塚田
××年前の愛車
実は僕が一番最初に買った車はジムニーでした。
ジムニーと一緒に旅をした日々...思い出はいっぱいです。
しかし今回買ったジムニーは平成4年式...正直ボロボロ...。
僕の青春時代を思い出すどころか、汚れたジムニーで上書きされてしまう...。
このままではいけない!
僕は輝かしい青春を思い出すべく、ジムニーをピカピカにすることを決めたのでした。
平成4年式というと25歳のHKTの指原莉乃さんや、FCバルセロナ所属のサッカー選手、ネイマールと同じ年です。
一見「綺麗では...?」と思う方もいるかもしれませんが、寄りで見ると...oh...樹脂パーツが劣化し、白ぼけ。
ボディにも洗車傷や汚れが付着しています。
もちろん前オーナーが大切に乗ってくれていたので、大きなへこみ等はありませんでしたが時間の経過、自然の摂理には逆らえません。
これではいけない...これでは。
僕の青春の1ページに残っているジムニーはこんなに汚くありません。。。
まずは、何を行うのも洗車から。たっぷりの流水で十分に汚れを落としていく。
この時、砂利や大きな汚れが残っていると、シャンプーで洗う際、引き摺ってしまう恐れがあるので水で落ちる汚れはこの時に全て落としてしまおう。
水流で汚れを落としたら、次にバケツでカーシャンプーを泡立てよう。
しっかりと汚れを落とすために、この時は多めにカーシャンプーを使用しました。
泡立てたカーシャンプーをたっぷり①マイクロファイバークロスに含ませ、手洗いをします。細かい隙間も丁寧に洗っていこう。
洗う順番は②上から下を意識しよう。全体の洗いが終わったら、たっぷりの水で泡を流していく。
マイクロファイバーセームで拭き上げを行う。
細かい部分の水滴はセームを折り曲げ、差し込みながら拭き上げよう。
スポンジは目が粗く砂やほこりが入り込んでしまう可能性があります。
マイクロファイバークロスを使用して洗車することにより、すすぐ度に汚れがが落ちやすく、ボディに傷がつきにくくなります。
また、豊富な毛量があり、接地面も広くなるため、汚れが落としやすくなります。
車の下部には大きな汚れが付着していることが多い為、上部から洗うことをおすすめします。
これがイオンデポジット。洗車だけでは中々落ちません。
洗車傷
いくら丁寧に洗車しても25年前にジムニー...。頑固なイオンデポジットや円を描くような洗車傷が沢山ついています。
このままでは輝きが出ない。 やはり、広範囲のイオンデポジットや傷を落とすにはコンパウンドでの研磨が一番。
まずは洗車後のジムニーをマスキングしていきます。
ボディの隅や隙間部分は塗装が薄く、傷がつきやすい為、保護することをおすすめします。
また、ゴム部分や樹脂部分などをマスキングしておくと、磨いてはいけない部分を間違って磨いちゃった!という失敗を防げます。
※マスキング作業は絶対にしなければいけないというということはありませんが、初心者の方はできるだけ行いましょう。
まずはピカピカレイン液体コンパウンドの極細で磨いていきます。傷を消し、下地を整えていきましょう。
今回は広範囲を磨くため、①ダブルアクションのポリッシャーを使用し②ウールバフで磨いていきます。ポリッシャーをボディと平行にあて、面で磨いていきます。
ポリッシャーを上下左右にスムーズに動かしながら、イオンデポジットや傷を消していきます。
また、磨きにくいドアノブ部分や細かい隙間はスポンジやマイクロファイバークロスでの磨きをおすすめします。
イオンデポジットや傷が落ちたことを確認できれば、次にピカピカレイン液体コンパウンドの超極細で磨いていきましょう。
この時に液体コンパウンド極細のカスがボディ付着していれば、マイクロファイバークロスで拭きとってから、次のコンパウンドをお使いください。
超極細のコンパウンドで磨く際は表面をならすように仕上げていきましょう。鏡面仕上げも完璧だ!
イオンデポジット
洗車傷
ポリッシャーには大きく分けると、ダブルアクションポリッシャーとシングルアクションポリッシャーがあります。
バフにもウールバフとウレタンバフの2種類があります。
Q&A
目立った傷もなく、少量のイオンデポジットだけ落としたい場合はイオンデポジット除去剤をお使いください!
洗車後、イオンデポジットが気になる場所に、コットンに含ませたイオンデポジット除去剤を置くだけでイオンデポジットを分解できます。
車全体を磨くのは一苦労ですが、やっぱり傷が消えるとボディは断然輝きますね!
しかし、僕はこれだけでは満足しません...。もっと...もっと...ジムニーを...思い出を...蘇らせる為に!
ガラスコーティングを施工します!!!!!
コンパウンドでの下地処理が終了したら、洗車を行い、水分を拭き上げ、脱脂をしていきましょう。
脱脂?シャンプーでいいんじゃないの?という方もいらっしゃいますが
あなどるなかれ。
コンパウンドの油分はなかなか強力です。
そして、このジムニー。
ヘッドライトや樹脂部分にはなかなか頑固な汚れや油分が付着しておりました。
ここできちんと脱脂をしないと、次章で行うガラスコーティングの性能を完全に発揮できません。
綺麗なマイクロファイバークロスに5プッシュ程度脱脂剤を含ませ、ボディを拭き上げていきます。
汚れがひどい部分は多めに脱脂剤を含ませましょう。
きれいに洗車できたと思っていても、こんなに汚れが取れることもあります。
ボディに水分をの残さないことが大事!
水分が残っていると次章で行うガラスコーティングの施工時に白ボケ等の影響が出てきます。
ドアを開けたり閉めたりして、車を揺らし、隙間に入った水分もできるだけ落としましょう。
目ではいくら綺麗に見えても、油分がボディに残っていると、きちんとガラスコーティングが生成されない可能性があります。
脱脂というひと手間を加えるだけで安心してガラスコーティングが施工できるんです!
さてさて。これからが本番!!!!
次章でガラスコーティングを施工します!!!
綺麗になったジムニー…しかし僕はまだ納得しません。僕の青春の輝きはこんなもんじゃない。
(※昔の思い出は美化されるものです)
ガラスコーティング屋の名に懸けて、僕の思い出以上のジムニーにするべくピカピカレインプレミアムを施工するのです。
まずは箱を開封。
マイクロファイバークロスにつつまれてピカピカレインプレミアム1本、スポンジ3個、箱の隅には施工証明書が入っています。
まず使うのはピカピカレインプレミアムとスポンジ1個、マイクロファイバークロスだけなので、他のものは風等で飛ばない場所に置いておこう!
まず、スポンジにピカピカレインを5滴程度つけましょう。
塗りはじめはスポンジが滑りにくいので多めに液を付けるのがベスト!
ピカピカレインプレミアムをつけたスポンジでボディに塗布をしていきます。
広範囲を1度に施工するのではなく、ボンネット半分、ドア1枚とブロックごとに施工していきます。
力はかけなくてもOKです。
スポンジが「キュッキュ」と鳴ったら液剤が足りていないので、ピカピカレインプレミアムを3滴程度足しましょう。
1ブロックにピカピカレインプレミアムを塗布したら、すぐにマイクロファイバークロスで拭きのばす。
こちらも力をかけずに、手首のスナップを使い拭きのばしていきます。
ムラを消すイメージで色々な方向に拭きのばすと楽ですよ。
ワックスのように時間をあけると、ピカピカレインプレミアムの硬化が始まってしまうので注意!!
ピカピカレインプレミアムをボディに塗布
↓
マイクロファイバークロスで拭きのばし
↓
次のブロックへ
というセッションを繰り返し、ボディ全体に施工しましょう!
一度ピカピカレインプレミアムを塗った場所は滑りがいいので、施工していくにつれてコツがつかめてきます。
樹脂パーツやホイールにも施工できますよ!
車全体に施工したら、表面硬化が終了する12時間後までは「水厳禁」です。
雨はもちろん、霜や露にも注意してください。
施工する時間は夜露、霜等が気にならない午前中がベスト。
完全硬化が終了するのは2週間後なので、その間、洗車は控えめにしていただき、車が汚れた時だけ水洗いの手洗い洗車、なおかつマイクロファイバークロスで優しく洗ってください。
ジムニーは軽自動車なので、やはり液剤が半分程度残ってしまいます。
勿体ない...。
そんな時は2度塗りがおすすめ。
詳しくはこちら!
やはりピカピカレインプレミアム...施工してピカピカになるにつれ、思い出も一緒に呼び覚ましてくれました...。
ジムニーに初めて乗せた元彼女のNちゃん...元気にしているかな...。
今でも十分輝いてますが、ピカピカレインプレミアムが一番輝くのは完全硬化が終了する2週間後。
なので、ガレージに入れて2週間待ってみました!
果たしてボロボロだったジムニーは…
僕は思い出を蘇らせることができたのか…
僕の思い出以上のジムニーが完成しました!
昔乗っていたジムニーよりも正直綺麗です...ブラボー...。
もちろん、昔の思い出も蘇ってきましたが、これだけ綺麗なジムニーなら子供や嫁を乗せて新たな思い出を作りたくなりました!!!
きっとこんな綺麗で素晴らしいジムニーなら、皆喜んで乗ってくれるでしょう…!!!
大きな汚れは落ちて大分きれいにはなったが、傷やイオンデポジットがあり...
まだまだあの頃のジムニーには程遠い...
そうだ、磨きをかけよう!!!!