2018.3.28初心者必見!春にもってこいのプロが教える洗車の方法と豆知識

そもそもなぜ洗車をしなければいけないのか

洗車って面倒くさいですよね。特に手洗い洗車なんかは億劫な方も多いはず。
ガソリン入れたついでに洗車機通すかーで完結しがちですよね。

そもそもなんで洗車が必要なの?と思ってる方もいらっしゃるでしょう。

「洗車」は様々なところで人間の「入浴」と例えられますが、まさにその通りだと思います。
定期的に洗車をする意味とは大きく分けると2点、「清潔感(美観を守る)」と「劣化予防」。

人間も面倒くさいからといって何日も入浴せずにいると、清潔感がなくなってきますよね。
車も同様で洗車をさぼると艶が落ちたり汚れが目立ったりと、外見が段々と悪くなってきます。

また外見とは別に人間でいうところの「病気」になってしまうことも。
例えば、塗装の劣化や変色や剥がれ、水垢の定着等、専門家に見せなければ治らないような症状が発生します。

こうなった時にいざ洗車!と洗車をしても勿論時すでに遅しで意味はなく、こういった事態を防ぐために日々の洗車が必要なのです。

「普通に走行しているだけでそんな汚れが?」
「そんなに乗っていないけど…?」と思われるかもしれません。
でも実は汚れというのは私たちが思っているより案外曲者です。

例えば【泥】。この一見なんでもない汚れをとってみても成分の内訳は下記のようになっています。

・空気中や土壌の化学成分を含んでいるため放置すると変色など塗装へ影響を及ぼしやすい。
・また、水分を含んでいるため錆になりやすい。
・砂利等を含むため乾燥した後は単純に水拭きすると小傷になってしまう。

また、埃や酸性雨、紫外線なども塗装にとっては難敵です。

ちなみにワックスやポリマー、ガラスコーティング等のコーティングをしていても同じ問題は発生します。
勿論、それらのコーティングを先に施工しておくと、「汚れはつきにくく落ちやすくなる」、「万が一ボディにダメージを受けてもノーガードよりは本来の塗装への影響が薄くなる」というメリットはあります。
ですが、やはり洗車を長期怠ると雨の後はコーティング被膜の上にも水垢が発生しますし、長距離走行すると汚れも累積します。
それはどういったコーティングでも完璧には防げません。
コーティングをしているといえどそこそこのお手入れは必要なのです。
(そのお手入れはコーティングをしていることにより格段に楽になりますが!)

そんな訳で、今回はどんな車にも必須!な手洗い洗車の方法を洗車のプロがこっそり教えてしまいます!
花粉や長距離ドライブ等で愛車が汚れがちな季節ですので、是非参考にしてみてくださいね。

洗車の前に準備を整えよう

・洗車スペースの確保
まずは洗車スペースの確保が大事!
家に庭や駐車場があり、水道使える、もしくはほかの人の迷惑にならない場所なら、自宅での洗車でOKですが、
マンション等にお住いの方にはなかなか難しいですよね。
そういう時は、近くの洗車場を利用しましょう!
洗車場は全国にあり、洗車機や手洗い洗車場所などもあるところも多いです。
「(お住まいの)地域 洗車場」などで検索して、自分にピッタリの洗車場を見つけましょう!

・洗車場所を確保できたら洗車アイテムの準備
洗車場所を確保できたら次は洗車アイテムを揃えましょう!
下記では洗車時に、とっても使えるアイテムをご紹介します。

side_bn_shampoo
カーシャンプーは洗車でのマストアイテム!
ボディのことも考え、研磨剤や艶出し剤など入っていない、中性のカーシャンプーがオススメです。
また、泡立ちが良すぎると排水がうまくいかず、泡があふれてしまうことが多いので、泡切れが良いものがおすすめですよ!
(プロが使うカーシャンプーは泡切れが良く、洗浄力が高いものが多いです。)

side_bn_cloth
ボディを洗うときに必要なマイクロファイバークロス。
下記でもお伝えしますが、洗車時はスポンジを使用せず、柔らかいマイクロファイバーを使用するのがベスト!

side_bn_cham
拭き上げ時のお助けアイテム!セームは吸水力が高く、拭き上げ時の時間短縮に最適です。
1枚持ってると何回も使用できるので、コストパフォーマンスもとても高いです。

https://www.pika2rain.com/fs/pikapikarain/all/TOP-BRUSH
ホイールの細かな隙間は汚れが固着しやすいのに、手が奥まで入らなかったり、うまく汚れが落ちにくい…なんて経験は
洗車をした人なら1度は経験している悩みです。
羊毛(ムートン)で作られているホイールブラシは汚れの吸着も良く、隙間まで綺麗にすることができます。

【バケツ】
カーシャンプーを泡立てるバケツは必須アイテム。
安い従来のバケツから高性能な折りたたみバケツまで沢山種類があるので、自分に合うバケツを選びましょう!

【ホース】
自宅で洗車あする際はホースは必ず準備しましょう!
シャワーヘッド付だと、水の拡散力も高く、洗車しやすいですよ。

・手洗い洗車はやっぱりマイクロファイバークロスで!
やっぱり洗車は手洗いが一番です!
中には手洗い洗車が面倒で洗車機に入れてしまう、という方も沢山いらっしゃいますが
ブラシやモップの洗車機で洗車をしてしまうと、小石や汚れを引きずってしまい、小傷の原因となったり
ブラシの摩擦により、洗車傷の原因となってしまいます。

また、手洗い洗車を行う際にも目の粗いスポンジ等で洗車をするのはNGです。
隙間に小石や汚れが入り、洗車機同様小傷を作る原因となります。

手洗い洗車をする際は、柔らかいマイクロファイバークロスで洗車しましょう。
そして、マイクロファイバークロスが汚れたらすぐにバケツで洗い、汚れを落としてから次の工程に移りましょう!
ボディに優しく、汚れも綺麗に落ちますよ!

実際に洗車していこう

洗車の準備が整ったら、さっそく実際に洗車していきましょう。

手順1:水で車全体を流していく

ホースをシャワーモードにして車全体に水を流していきます。
流していく方向は上から下で、天井、フロント、パネルの隅から隅、タイヤや下回りと水を追い出すように流します。

あまり水圧を強くしすぎると、ボディやホイールを傷める原因にもなってしまうので、
無理に汚れを落とそうとせず、流せる分だけ流してください。

また、ここから洗車終了時の拭き上げまでは、ボディが途中で乾かないようその都度、水を流してください。

※特に夏場など日差しの強い日は、濡れたボディがすぐに乾いて、
洗車しているはずが逆にイオンデポジットを作ってしまっていた!なんてことも。
そうならないためにも、適度に車を濡らすようにしましょう。

手順2:まずは汚れがひどいホイール部分から

車全体の汚れをある程度流したら、先に一番汚れがひどいホイール部分から洗っていきます。
基本は上から下への順番なのですが、ホイールに関しては、一番最後に洗ってしまうと、
綺麗になったボディに汚れが飛び散ってしまう恐れがあるので、最初に洗ってしまいます。

まずは、バケツに水とカーシャンプーをいれ、しっかり泡立てた後、
濡らしたホイールブラシにたっぷりと泡を含ませます。

あまり力をいれすぎずに、泡とブラシの毛で優しくホイールを洗っていきます。
この時、洗いながらシャワーですすいでいけば、効率よくカーシャンプーを落とせます。

※注意※
ホイールを洗う際にマイクロファイバークロスを使用した時は、
同じマイクロファイバークロスをボディに使用しないようにしましょう。

手順3:いよいよボディ。上から下へと順番に。

ホイールを洗い終えたら、いよいよボディの洗車にはいります。
ホイールで使った汚れたカーシャンプーは捨て、バケツに綺麗な水で新しくカーシャンプーを泡立てましょう。

まずは軽く水をかけ、天井から洗っていきます。
マイクロファイバークロスでたっぷりと泡をすくい、天井・窓ガラス→ボンネット→トランクサイド→→バンパー(ヘッドライト、ナンバープレート部分等)の順番に洗っていきます。

この時も、部分ごとに洗い終えたらすぐに水で流して、カーシャンプーを残さないようにしていきます。ホイールの時と同様に、洗いながらすすいでいくようにすると効率的です。

手順4:仕上げは、マイクロファイバーセームで拭き上げ

車全体をよく洗い流し、カーシャンプーを落とした後は、
もう一度、見回して、洗い残しがないか確認します。

洗い残しがなさそうなら、最後の仕上げへ。
マイクロファイバーセームや、マイクロファイバークロスでボディに残った水分を拭き上げます。

マイクロファイバーセームは、クロスよりも断然吸水率が良いので、かなり効率的に拭き上げができます。
使い方も簡単で、ボディにマイクロファイバーセームを広げ、手前にきたマイクロファイバーセームの端をつまんでゆっくり引っ張ると、あっという間に水分を吸い取ってくれます。

水切れが悪くなってきたら、セームを絞って水気を切れば、何度でも繰り返し使用することができます。

後は、車の隙間に入った水が、時間経過により垂れて知らぬ間にイオンデポジットに…ということにならないよう、ドアを開け閉めしたりして、隙間から水を追い出して、拭き上げると安心です。

最後に拭き残した水分をクロスで軽く拭けば、洗車完了です。

洗車でも落ちない汚れがあった場合の対処方法はこれだ

洗車をしていくと、どうしても避けては通れない問題がでてきます。
それは「洗車でも落ちない汚れ」です。

ここではそれぞれのケースに合わせた対処方法を紹介していきます!

■水垢
<水垢とは>
灰色または黒い水が垂れたような筋上の汚れのことを水垢と呼びます。
排気ガスの油分や、アスファルトが粒子状になったものが原因となります。

<対処方法>
たいていの水垢はこまめにシャンプー洗車をしていただくことで落とすことが可能です。
日々の洗車を怠ってしまうと、水垢の汚れを落とす機会が減るということです。
そうして汚れが車体に付着してから長期間になると、シャンプー洗車で落とせていたもの、落とせなくなってしまいます。
このような場合には、市販の水垢専用の除去剤のご使用を検討してみても良いかもしれません。

■鳥糞
<鳥糞とは>
皆さまご存じだと思いますので、説明は割愛させていただきますが(笑)、
こちらも長い間放置してしまいますと、糞に含まれる酸によって、
ガラスコーティングや塗装面を痛める原因になってしまうので侮れません。

<対処方法>
付着してからまだ間もない場合は、洗車でも落とせる場合があります。
洗車をしても落とせないほど固着してしまっている場合には、傷の原因になりますので、力任せに落とそうとしてはいけません。
布やティッシュ等に水分(お湯の方がより良い)でふやかしてから、優しく拭き取ってください。

■イオンデポジット
<イオンデポジットとは>
車のボディに白い輪っか状の跡(シミ)が残ることをイオンデポジットと呼びます。
水が蒸発していく際えいに、水分中に含まれるミネラル成分が結晶化し、車のボディに付着してしまうのです。
洗車の後や雨に降られた後に水分の拭き取りを忘れが原因です。
夏場の炎天下に洗車をされますと、ボディが大変熱くなっているため、よりイオンデポジットが出来やすい状況になります。

<対処方法>
イオンデポジットは、ピカピカレインのイオンデポジット除去剤で落とすことができます。
施工方法は以下のとおりです。
①まずは大きな汚れを取るために洗車し、水分を拭き取ります。
②イオンデポジット除去剤を染み込ませたコットンを30秒~1分程度イオンデポジットの上にのせます。
③コットンを取り除いた後は、液剤がボディに残らないよう、必ず洗い流してください。

※注意※
ピカピカレインのイオンデポジット除去剤は大変成分が強いものとなります。
万が一用法用量を間違えてしまうと、ガラスコーディング剤も分解してしまいますので、ご注意ください。

<番外編~コンパウンドで研磨していく~>
コットンでは覆いきれないほどイオンデポジットが広範囲にできてしまっている…!というお客様には、
イオンデポジット除去剤ではなく、ピカピカレイン液体コンパウンドで研磨することをお勧めします。
ここでは、ポリッシャーでの施工方法を簡単に紹介していきます。

①まずは大きな汚れを取るために洗車し、水分を拭き取ります。
②バフにピカピカレイン液体コンパウンドを適量つけます。
③バフを磨く面と平行に当て、動かしながら磨きます。
④上記②③の工程を小面積ごとに繰り返し、仕上げていきます。
⑤研磨後は液剤がボディに残らないよう必ず洗い流し、綺麗なマイクロファイバークロスで拭き上げます。

※注意※
コンパウンドで研磨することによって、ガラスコーディングの被膜も落ちてしまいます。

なおコンパウンドは、頑固な水垢やウォータースポットの除去から、傷消しに至るまで大いに活躍してくれます。
そちらの詳しい内容については、弊社ブログの記事でご紹介しておりますので、
是非ともご参考くださいませ!

【最強の艶を手に入れろ!車をツヤツヤにする裏技】

【車の傷消しに一番良いのはワックス?ガラスコーティング?】

洗車の後のメンテナンスはどうしたらいい?」

洗車を行いボディを綺麗にした後のメンテナンスを行っていますか。
洗車をするだけで終えてしまうと、放置するとまた汚れや水垢がこびりつきなかなか簡単には落とせなくなってしまいます。
上記で説明したような工程を洗車の度に行うのは手間ですしなにより時間がかかりますよね。
せっかく苦労して洗車をするからには、なるべく長く綺麗な状態を保ちたいですよね。
そしてできる事ならば汚れを落とす際にも簡単に落とせると洗車がぐっと楽になりますよね。

そもそも定期的な洗車はどのような管理方法であっても車を持つ以上は必要な作業になってきます。
洗車の負担を減らすようなメンテナンスがあれ少しは管理も楽になりますよね。
ではどのようなメンテナンスが必要なんでしょうか。

それは、コーティングをする事です。

洗車後にコーティングをする事により、洗車をしただけの状態と比べ
見た目もより美しく、そしてボディを保護する膜ができるため、
汚れが落ちやすくなり洗車も以前と比べ楽になります。

コーティングと言っても様々な種類があり、価格帯や特徴、メリットデメリットもございます。

下記ではコーティングの種類を紹介していきます。

【コーティングの種類】

●ガラスコーティング

完全硬化型ガラスコーティングです。
化学反応によりガラスの膜を生成することで車を保護します。
車に膜が出来ることにより洗車の際に汚れが落ちやすくなります。

【メリット】
・完全硬化型ガラスコーティングなので耐久性が良い
・プロも使う本格仕様でありながら施工自体は簡単
・艶、光沢が出る
・汚れが落ちやすくなる

【デメリット】
・他のDIYコーティングと比べ値段が少々高い。
・硬化時間が必要なため時間と天気に左右される

【プレミアムのバナー】

●メンテナンス剤

ガラスコーティングとは違い硬化はしませんが、そのぶん手軽に施工する事が可能です。
弊社のガラスコーティングの上に施工して頂くと更に艶、光沢、防汚性などがアップします。
また、ガラスコーティング未施工の洗車後のボディにもお使い頂けますので、
ガラスコーティングよりももっと手軽に試したいという方にもピッタリです。

【メリット】
・より手軽にコーティングができる
・価格がガラスコーティングよりも安い

【デメリット】
・ガラスコーティングのような耐久性は無いため定期的な使用が必要

【滑水ナノのバナー】

●ワックス
少し前まではツヤツヤな綺麗な車といえばワックスというイメージも強かったのではないでしょうか。
ワックスは車を美しく魅せてくれます。
しかし、案外ワックスで綺麗な状態をキープするのは難しく耐久性も他のコーティングや
メンテナンス剤に比べて低く維持も少々手間になります。

【メリット】
・特有のギラギラした美しい艶
・価格が安い

【デメリット】
・施工が他のコーティングと比べ大変
・管理を誤ると塗装を傷つける恐れがある

●ポリマー系コーティング
ポリマー系コーティングはワックスの良さとガラスコーティングの施工性の合わせたような
物になっております。
弊社の商品ですとピカピカレイン2がポリマー系コーティングに当たります。

【メリット】
・施工が簡単
・ワックスのようにギラギラした艶

【デメリット】
・ガラスコーティングと比べると耐久性が劣る
・定期的な施工が必要となる場合が多い

様々な種類があり選ぶのは難しいとは思いますが、
自分のスタイルに合ったコーティングを見つけ、
是非洗車の後もメンテナンスをして今後のお手入れを楽にそして大切な愛車を美しく保ちましょう。

最後に

さて、長々と書いてまいりましたが、洗車は上であげた具体的なメリットだけでなく、愛車のコンディション確認にもうってつけです。
洗車をまめに行っていると、パーツが欠けてるや思わぬところに傷があった…等、ちょっとした異変に気付くのが早くなったりもします。

そういった意味でも面倒くさがらず定期的な洗車をぜひ習慣にしてみてください。

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